ハンバーグを作ります。
ひき肉500 g に人参、玉ねぎのみじん切りをまぜて50回コネ回したら、卵黄とオールスパイス・ガーリックで味付け、パン粉と牛乳80mlを入れて、パチパチ型取って、少量バターで8個焼き上げます。
卵は片手で持ってボウルに当て、パンと割ったら、にぎったまま殻の中に黄身を残すようにして、白身を捨てる・・・のを見たことがあります(笑) 。卵黄2個だと固くなってしまう。 卵を入れ忘れたら崩れやすくなってしまう。
先日、高2生から質問されて困ってしまった英文。
それはハンバーグではなく、A Sapeurサプールという「おしゃれで優雅な紳士協会」の話なんですが、
正解訳がなかなか難しい。
A Sapeur will give up anything to be elegant.
①サプールはエレガントであるためには 何もあきらめない。
②サプールはエレガントなものは 何でもあきらめる。
あきらめるのか、あきらめないのか、どっち?
something to eat は何か食べるもの、というし、
②の、何かエレガントなものは あきらめる、の訳になるでしょう?
けれど、続く文を読むとイギリス紳士、マナー重視、非暴力の例が出てくる。この英文を②で訳してエレガントをあきらめたら、イギリス紳士、マナー重視もあきらることになって、サプールはおしゃれで優雅な紳士協会でなくなっちゃう!
したがって、②の訳は間違い、続く文とつながらない!!
で、①のあきらめないがいいんだけれど、英文のgive upにnotがない、
ああどうしよう・・それで、
結論はハンバーグの卵黄になった
give up 卵白 to 卵黄.
卵白をあきらめて卵黄だけにする。これだ!
give up anything to be elegant
あきらめてエレガントだけにする
エレガントのためなら他は何でもあきらめる
エレガントだけはあきらめない、で①が正解になった。
give up anything to be elegantのキーはgive upにあった。
つまり、
①give up A to B (○)
②anything = elegant (×)
だった。
みなさんは、
give up anything to pass
合格のためなら「どんな犠牲も払う」「何でもやる」ですね!
素晴らしい!