高校の国語は語彙力がものをいいます。
帰納や演繹、一般化と普遍化などの区別や、語彙に対する鋭い感覚が必要です。
語彙力とは、物や事象を説明したり、ある言葉を他の表現に言い換えたりすることで、相手や場面にあわせて、よりわかりやすく、説明、表現することができる力のことです。
また古典・漢文が入ってきます。学習順は古典→漢文です。
なぜなら、白文にレ点やふりがなを振って読めるようにしたのが江戸時代だからです、古文の読みがベースにないと時間がかかります。
古文にも順番があります。動詞の活用が大前提です。学校では四段活用を「か・き・く・く・け・け」と教えるところが多いようです。
でも後になって、助動詞との接続が出てきた時に、丸暗記では使えません。
「山を越えぬ人」と「山を越えぬ」の区別がつかなくなるからです。
これができないと、古文の読解問題が解けません。
受験生は初出の古文が苦手です。
古文の読み方にもコツがあります。
教科書を読む、授業を聞く、ノートにまとめる、漢字・英単語・英文を覚える、応用問題を解く、テスト問題を読む、答案用紙に答を書く、発表する、自己推薦書を書く、集団面接で意見を言う、すべて国語力です。
国語20点の子は20点の力で5教科をやり、国語80点の子は80点の力で5教科をやっています。
創立以来、新しい教育改革と同じ、「考え」「判断し」「表現する」力をつけるべく国語に主力を置いています。