大晦日は「年末特訓」でした

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元気の出る塾長ブログ

大晦日は「年末特訓」でした

早いものでもう1月です

昨年、大晦日は「年末特訓」でした。教室から外を見れば猛吹雪でしょ、それなのに、とにかく午前9:30から午後5:30までず〜っっっとです。ず〜っと座りっぱなしで、皆さんさぞ腰もお尻も痛かったろうと思います。

ホームページの「お知らせ」にいくと、https://thejuku.jp/news/lastで、そのようすがご覧になれますが、ふだんの授業と違って重い課題だけがメインです。途中で、書き初め、天体工作、暗記法、お弁当時間とアイスタイムをはさんではいますが、まーみなさん一所懸命、それぞれの課題を持ち込んで、全力でこなしていました。さすが!!がんばりました。

生川先生や谷井先生、阿部先生もしっかりサポートしてくれました。生川先生がすごいのは、学習が終わって皆さんにスピーチした感想です。ボクも来年は試験があって皆さんから勇気がもらえる、という熱いメッセージでした。

谷井先生がすばらしいのは「特訓」の途中で「甘いものが食べたくなった」と私がポツリ言ったら、彼女は「私がいきましょうか」と即座に言ってきたところ。財布を開けたら1100円で足りなかった。「たてかえましょうか?」「ありがとう、カードで買うので、やはり私が行きます」とせっかくのご厚意でしたが、お応えできませんでした。

阿部先生のえらいところは、指示された項目をきちんとこなすこと。当たり前のようですけれど、いつもと違う業務が分刻みで10以上もあると、これがなかなか難しいのです。しっかりこなしてくださり大いに助かりました。

この日、私がコメントしたのは2つ。厳しいものです。ハサミがない、解答用紙がないのであれば、積極的に手を挙げて訴えてください。恥ずかしいとか、ほかの子を優先して待つ、というのも余裕でいいけれど、それは自分に実力がついたあとです。合格は待っていれば向こうからやってくるものではない、自分から奪いにいくものですよ。

英作文ができるようになりたい、図形や証明ができるようになりたいという声が多いのですが、ワークで問題をやっていれば、いつかできるようになると思っている人がいます。けれども、それは1週間が8日あると誇大妄想しているのと同じで、一題一題をいま、この瞬間にしっかり覚えていかないと、いつまでたっても不安は消えませんよ。

「特訓」では中学の総まとめ52題の英作文をやりました。それを完全解答する子がいて驚いたんです。入試で点差が開くのは英作ですからね。「よくできるね、英会話やってたの?」と聞いたら、首を横に振る。「なにをしたのか教えてもらっていい?」と聞くと、「中間テスト、期末テスト、学年末テストで教科書を丸暗記していた」といいます。やはりそうなんですよね。私も高校になって「700選」をくりかえし覚えました。

子どもたちを見て思ったことです。教わったり暗記して知識が増えれば自然と点数が上がると思われがちです。ですが、実際は違います、これらの知識が使えて初めて点数が上がる。知識が使えるかどうか、なんですね。点数を上げようと思ったら、教わったり暗記したあと、知識を回収し、当てはめる練習をどこかでやらなければならない。私たちが7回復習を叫ぶのも、5回目の復習から点数が急に伸び始めるのも、そのワケはここにあります。

どうすればいちばん点数が上がるかといえば、ひとりで問題を解くことです。正解を出すために必死で知識の「回収と当てはめ」をする。何としてでも答えたい、絶対合格したい!そんな気持ちで第一志望の入試問題をだれからも教わらずに解くことです。そこに持っていくには静かな場所と全員が集中している緊張感が必要です。

全国の高校生が志望大学の過去問を始めるのは、早くて高2の夏、遅ければ高3の夏からです。準備は早いほど合格の可能性が高まります。TheJukuでは高2や高1生も九州大や筑波大、早稲田大の過去問をやり始めました。高1の女子なんか名古屋大学の過去問、数学Ⅰが「解けた!」と言って夢中です。

ご存知のように将来の就職先は大学で決まります。なので今年はもう少し早くから大学入試の過去問を解き始めようと思います。今の中3生が合格して高1からです。え〜っ!?? 平気です。TheJukuのみなさんなら予習に慣れているからです。高校の生活はさらに楽しく一転します。志望大学の過去問に沿って授業をうけ、過去問に沿って定期テストの準備をする、志望大学に沿っているから部活との両立も、スマホ時間も安心です。

さあ、今年も頑張ります!静かな環境で極限まで集中、あなたの「回収と当てはめ」を徹底的にサポートします。よろしくお願いいたします。

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