ひとり、ジタバタせよ

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元気の出る塾長ブログ

朝学習を習慣にする時は「つらいけど、続けなきゃ・・」
自分で自分を鼓舞する発信が何度もきます。

単語を暗記していると「書くより、指を使って覚える方がいいな」
目の前の暗記とは別に、気づきを促す発信があります。

自分から自分に向かう”言葉”は
とても大切で、 メタ認知と呼ばれるものです。

自分がいま何を考えているか?これは言葉にならないとわからない。
一人でブツブツ言うのって大切な国語力です
行動の前には、必ず言葉がくるからですね。

ところで、知識A、知識Bを覚える、これは国語の力ですが
A、Bを覚えるのはITの方がすぐれているから、
これからの時代、勉強も就職もライフワークも、A、Bを積極的に融合させてCを考えだすほうが求められます。

とはいっても、新しいことではなく
三重県高校入試の数学、最後の大問6なんかがそうです。

大問6の中には問(1) (2)があって、問(3)が難しい。
それは(1) (2)を使って(3)を解く、言い換えればA、Bを積極的に融合させてCを考えだす問題だからで、
まさに”考える”問題の典型です。

塾長にとっては、できない、あきらめる、やらない、ニガテになる、大嫌い!な問題。
昔からあります。これが、今後テスト主流になるというんです!

やべぇ!
だったら、逃げてないで、
楽しくなるにはどうすればいいか!
いっしょに考えたいんです。

よくよく考えたら、
理科「食塩の濃度」も社会「経度を使った時差」も数学「おうぎ形の面積」も
ひとつのやり方だ!って分かればめちゃうれしくないですか?
どの参考書にも書かれていない「気づき」? 強力な武器。

教科書改訂で、中学の英文法は中3→中2、中2→中1に下りた・・・A
「現在完了」は中3→中2になった・・・B
新中3は「現在完了」を習わない・・・C1
えっ、大丈夫?「受動態」や「疑問詞」は?・・・C2

みたいに考えたれたら”あんた、めちゃ賢いやん!”ということです。
すごくない?天才?学校中で尊敬。

これって練習すればできるもんなの?
いつ、どこで、こんなCを練習するん?

ふだんから練習すればできる。
ただし、YouTubeやTicTockをながめているだけでは、流されるのでダメ。アプリや予備校のCも同じ。同じ問題なら解けるかもしれないけれど、新作となると「解ける気がしない」のでダメ。わかった気になるだけで自分発想のCじゃないから使えないんだ。

そこで、今年、高校に合格したTheJukuの中3生徒,全員の様子を振り返ってみた。
みんな、10年分の過去問を、10回ウンウンうなりながら解いていた。

合格体験を読ませてもらうと
「何年分も過去問を解いたのがよかった」
「今年2月、なかなか結果が出なかったのがつらかった。でも、3月に爆発した」といってる
「早くから始めていれば、こんなに長く悩まなくてすんだ」と反省も。

ということは、やれば解けるという自信が第一にくる、そのために
場所:「メタ認知 を拡散させる緊張の場」と
ひとりで:「成績を爆発させるまでに何回かドタバタ集中」が必要だった。

爆発に行くまでのプロセスをみていくと・・・
論理的に考えてもなかなかうまくいかない。
当てずっぽうでいいからとにかく、解き方を決める
ジタバタやっているうちに、頭の中に考えをつくる思考回路
ができてくる
ジタバタするとは、おそれず失敗を
くり返すということ
失敗には矛盾やムダや抜けの部分が出てくるけれど、その失敗を避けてはいけない
失敗を避けると、最初から「完成形」を目指すこと
になって思考が停止する。

”考える”問題の対策とは、ひとりでジタバタすること。

そして失敗が役に立つ。
失敗しても、あきらめない、いろいろやってみる、思考回路
ができてくる できるじゃん! うれしい! 好きになる 得意になる、できるできる、合格する

おそらく10回。この好循環が実態。
そうして入試の三日前には、みんな「合格してみせる」「絶対合格する」「合格してやる」
恐ろしいくらい合格に自信たっぷりだった。決して聞いたり教わったりして、できることではない

あなたは、なんのために集中するのか、
わかった!
このメタ認知、C経験、考える力をアップするためだった。

1回経験すれば、もう一度したくなる。
通学中、テスト中、散歩中、旅行中、トイレ中、風呂中、
メタ認知が起きやすい状況で、一人でいる時。
TheJukuは静か、問題を選ぶ、読解力、予習、という点で、どこよりもこの条件をそろえている。

最後に、Cってどんなに楽しいか、わかる事例を紹介しよう。
東京大学より欧米有名大学を志望する生徒が増えている。
2人とも東大合格、その講義を体験しながら、なぜ結果的に英米大を選んだのか。
東大は学生1人あたりの教官の数や研究費では国内大では断トツ、
それでも英米大の方が魅力的なワケとは・・

安田さんは言う。「プリンストン大には通常の講義のほか、大学院生などと一緒に議論して課題を解く授業もある。日本人は結構空気を読み、あまり発言しないが、米国の学生はさまざまな視点からどんどん意見を言い合う。刺激があり、新たな発見にもつながる。教授もフレンドリーだ」と話す。

篠川さんは「最初は英語の授業について行くのはしんどかった。しかし、オックスフォード大には世界中から多様な学生が集まっているので面白い」と・・

今日も、メタ認知、C経験の旅が続く、塾長もそうだけど、そんなあなたを応援しています

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