なるべく長く覚えておけるように、勉強したい
前の範囲の抜けているところをしっかり埋め
ていきたい。
今のところの数学Ⅱ、数学Bともに問題がないけれど、前の範囲のやつが抜けていたりするので、そこをしっかり埋めていきたいです。
今やってるところも、なるべく長く覚えておけるように、勉強したいです。
▼先生のコメント▼
素晴らしいです。
「数学Ⅱ、数学Bともに問題がない」のは、本人が努力しているからです。
彼の「前の範囲のやつが抜けていた」というのは、1年生でやった二次関数の問題のことを言ってるのです。
ほとんどの子は、ここでひと踏ん張りすればできていくのに、将来イメージが弱いからバタバタと挫折していきます。
二次式に未知数Kがはいっていて、0<X<1の範囲で最大値、最小値を求める、というような問題だったのですが、彼はもう、大丈夫なくらい復元しています。
そして、「今やってるところも、なるべく長く覚えておけるように」という、いまやっているところというのは、まさに微分です。
微分の問題の中に、うえの二次関数の最大、最少問題が複合して出てきます。
こういった背景があって、かれは、「長く覚えておける勉強がしたい」といってきたのです。
実はここがいちばん大事なポイントで、かれも気がついていると思うのですが、「「長く覚えておける勉強」の工夫こそが、高校で成績をあげる勉強法で、中学の勉強法と一番大きな違いです。