英語の文が書ける=英語が話せる

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入試に役立つメンタル・壁の越え方・作文に強くなる

ことしの「全国学力テスト」の結果が先日公表されました。
4年ぶりに実施された中学校の「英語」ではスピーキングの平均正答率が12%にとどまるなど、
やはり「英語を話すこと」は依然としてみんなが苦手としています。

結果をもう少し詳しくみてみると、自分の考えなどを英語で話す問題では正答率が最も低い4.2%だったとのこと。
出題内容はこんな感じです。
はじめに動物園で留学生を案内する場面を想定し、相手の英語を聞き取った上で解答時間内に英語で答えたり質問したりする問題が4問出題されました。
最後に環境問題についてのプレゼンテーションを聞き、それに対する自分の考えと理由を伝える問題が出題されました。

そうか〜。やっぱり英会話に通わないといけないのか。
そう思いましたか?
いえいえ、スピーキング力アップに英会話は必要ないと私は思います。
理由は単純で、
「英語が話せる=英語でなんて言ったらいいか分かる」ということだからです。

例えば冒頭の学力テストでのスピーキングでも、環境問題についての自分の意見が日本語でパッと頭に浮かぶことがまずは大事ですよね。
日本語で何て言ったらいいか分からないのに、英語で意見が言えるわけがありません。
自分の伝えたいことを「いかに簡単に」日本語の文に変換できるか、が肝です。
日本語の文が複雑になればなるほど、英語に直そうとする時に難しくなってしまいます。

そこで役に立つのが、英文法の知識です。
主語、動詞、目的語を明確にし、簡潔な英文を組み立てていきます
あとは例文や教科書レベルの基本文が頭の中にきちんとインプットできていたら尚良いですね。表現の幅が広がります。
自分の伝えたいことを英語の文で書けたら、あとはその分を口に出せばいいだけです。

英語が話せないのは、話すための元になる英文のインプットが足りないからです。
英文をたくさん頭の中に入れて、それを書く(アウトプット)の練習をしましょう。
例えば日記を英語で書くのが、英語を上達させるための1番の方法です。


業務企画室長 内田ありさ

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