今回は、時々読み返す本「16歳の教科書」を紹介します。
なぜ、勉強しているのだろう。貴重な高校生活の1ページを、どうして勉強なんかに費やさなきゃいけないのだろう。16歳といういまこそ、真剣に考えてほしい。自分が勉強する理由、そして自分が勉強するものの正体を。当代きっての特別講師7人が「なぜ学び、何を学ぶか」に答える特別講義です。
金田一秀穂先生(国語)・竹内薫先生(物理)・大西泰斗先生(英語)など、それぞれの講義が面白い、なかでも課外授業講師の石井裕之先生は『「自分という他者を味方につけよう」モチベーションをキープする心のトレーニング』というテーマで講義させます。
この講義は受験だけでなく、生活全般に役立つ内容です。
また講義の最後に各講師が五つの質問への答え大変面白い!
最初から読んでも、興味のある講義だけ読んでも良し。
「なるほど!」と思ったり、「それは違う!」と思ったり。
中学を卒業し女性は結婚ができます。そして結婚すれば。民法上16歳といえども成人とみなされる年齢。社会的責任も少しずつ重くなる年齢です。
生涯にわたり大切な時間です。
高校生の皆さんだけでなく、いま中学生・大学生もう社会人となった方、新しい視点を持つ(インプット)ことが、新しい行動(アウトプット)になる。誰でも楽しめる一冊です。
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水谷 治己(ミズタニ ハルミ)
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電車の中、本を読んでいて3駅ぐらいは乗り過ごす。