この夏休みは本当に勝負の夏 桑名高校3年Oくん

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生徒の声

夏休みは毎日10時間は最低でも勉強する

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しっかり気合い入れてきます

この夏休みは本当に勝負の夏になるので、

夏休みは毎日、10時間は最低でも勉強するようにします。

この夏で英語の基礎を固めて、できれば発展問題もできるようにしたいです。

あとの教科もしっかり気合い入れてきます。

先生のコメント

さすがです。
なぜだと思いますか?

中学・高校生になると、親に成績を見せない子がいます。

親御さんの気持ちから、すれば
「誰が授業料を払ってるんだ!」と言いたくなる気持ちもわかりますが、

子どもの気持ちからすれば、
成績を見せると、どんなに頑張った結果でも、

「どうせ、ろくなこと言われない」
そういった経験からでてきたもので、
子どもなりの防衛本能なんですね。

ですけれども、はっきり言います。
親に成績を見せないのは損です。

勉強は一人でやるもんですけれども、

それだけに、

がんばって壁を超えるのも、
努力を2時間、維持させるのも、

ワンランク目標を高く設定するのも
弱い自分に立ち向かうのも

ぜんぶひとりです。
自分ときびしい葛藤をしなければならないんです。

そこで、「ひとりでがんばろう!」とか
「いつか結果を見せて、お母さんを腰が抜けるほど驚かせてやろう!」

ひとり、ひそかに画策するのも結構ですけれども、
てこの原理のように「他人の力を利用する」と、
これがスムーズに運びます。

お母さんに、こう発言してしまうんです。

「おかあさん、どうか、見ててください!

がんばって壁を超えますから、
努力を2時間、維持させますから、

ワンランク目標を高く設定しますから、
弱い時分に立ち向かいますから
どうか見ててください!」

おかあさんでなくても、
恋人でも、ふるさとの山でも、心の神様でも、
自分以外の誰かに公約する、

これこそ、なにかを達成する最高の手段だと、いまは思っています。

このメッセージに

「この夏休みは本当に勝負の夏になるので、
夏休みは毎日10時間は最低でも勉強するようにします」
と書いてますね。

見方によっては、
「また、例によって、はったり?」ですとか、
「意気込みはわかるけど、実際どうかね?」
なんて、冷ややかな感想もあるかもしれませんが、

わたしは知っています。

彼の有言実行を知ってますし、
すでに、他の教科、
「生物」や「世界史」「政治経済」で実証済ですから、

彼の書いた言葉と言うのは、
「真剣な公約」
だったんです。

「公約」で自分をがちがちに拘束する・・・
だから、すごいと思うんです。

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