事前に見聞きするだけで

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ありさ先生

もしもの時を考えて事前に準備したり、「こうなるかも」と危険予測して物事に当たることは、勉強のみならず日常生活でも非常に大切です。

先日の土曜日は大雪でしたね。
高速道路は通行止め、電車は遅延、国道は渋滞・・・みなさん大変な1日でした。

私はというと、普段は国道1号線で通勤しているのですが
「今日の道路状況はどんなもんかな」とGoogleマップで確認してみました。
するとびっくり。
高速道路が通行止めになり、その周辺の一般道も通行止めの表示になっているではありませんか。
仕方ない。23号線のバイパスで行こう。

信号待ちしている間に、めざましテレビでアナウンサーの方が今朝言っていたことを思い出しました。
「立ち往生したら、車のエンジンを切ってください」
車のマフラーが雪で埋まると、一酸化炭素中毒になって死んでしまうこともあるそうです。
この辺はそんなに雪が降るはずもないけれど、落ち着いた声のトーンで繰り返し話すアナウンサーの方の言葉がやけに耳に残りました。

こういうなんでもない一言が、自分の危機的状況を回避することってありますよね。
お母さんが朝「いってらっしゃい、車に気をつけて」と子供に声をかけるのもそう。
試験前に「落ち着いて。いつも通り」と声をかけるのもそう。
「ケアレスミスに気を付ける」と自分で書いた紙を壁に貼って勉強するのもそうです。
見聞きすることで、少なからず意識がはたらきます。

ついさっき、岩手の方の不幸がニュースで流れました。
車の中で、一酸化炭素中毒によって意識を失ったそうです。
アナウンサーのあの言葉がこの人にも届いていたら、と思いました。

業務企画室長 内田ありさ

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