大学入試で求められる力とは?

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ありさ先生

去年の4月から高校1年生より新学習指導要領がスタートしました。

この新学習指導要領では、グローバル化や技術革新、生産年齢人口の急減など、目まぐるしく変化する予測困難な社会にあって「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「学びに向かう力・人間性等」の3つの柱をバランスよく育むことで「生きる力」を身に付けることが求められています。

そして2025年度の共通テストで、新教科の「情報」を加えた7教科21科目へと再編が予定されています。これをもって2020年から続いていた「大学入試改革」は完成となります。

みなさんご存知の通り、大学入学共通テストは、センター入試より難しいです。
センター入試では、知識があれば正解できる問題も多かった。

ところが共通テストでは、知識は持ち合わせているのを前提に、その知識を組み合わせて問題を解く、というまさに「考える入試」に変化を遂げました。

そんな難化した入試に立ち向かうには、やはり早めの準備が肝心です。
受験勉強スタート期に「早すぎる」はありません。

先ほど述べたように、共通テストは知識と知識を融合させて「あれが使えるかな」「これを使って解けないかな」と試行錯誤していって初めて、問題に正解することができます。

知っているだけでなく、さらにはそれを使いこなせるようになるには、とてつもない時間と練習量が必要ですね。定期テストのような一夜漬けの勉強やうろ覚えの状態では、全く対応できません。

そう考えると、「継続して学習していく」習慣をつけることがとても大切です。
仮に、高3になってから慌てて受験勉強を始めたとします。高3の4月から共通テスト本番まではおよそ270日程度になので、1日4時間家庭学習をしたとしても、やっと基礎事項を頭に詰め込めたかどうかの状態で受験を迎えることになってしまいます。

一方で、高1から入試を意識してできること少しずつ対策していくと、高2の前半には基礎事項は頭に入り、それ以降1年半をかけて実践的な演習ができます。
これによって、共通テストのような思考力を問われる問題を解くための土台をしっかり作り上げることができます。

The Jukuでは、遅くても高2から共通テストの準備を始めています。
志望校が決まった高校生の机の上には、志望大学の赤本を置いています。
「大学入試は高1から始まっているもの」と考え、」ライバルよりも一足早く勉強を進めていきましょう。

業務企画室長 内田ありさ

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