塾長つぶやき日記

予習の法則

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国語も英語も長文読解って難しいですよね?
文を読んでいて、どこを答えたらいいかぜんぜん
わからへん時もある。

「夏→暑い」「冬→寒い」といったパターンが
見えたら、「しめたっ!」解けた!と思える
「できた感」がするんです。

「できた感」がしたら結果が楽しみです、100点、一番!
ワクワクしてきます。ライバルのアッケに取られた顔、
すご〜い!クラスのみんなに注目される、

そんなワンシーンが浮かんできて、文句なし、
自信につながります。まだのひとは、ちょっと
頑張って、一度味わってみてください、できます。そうなります。

この経験を一度味わった人は例外なく1番を取り続けます。
この「できた感」を味わうには、自分で頭を使わないとダメです。

大事なのはやり方です。コピー機のようにジャンジャカ
写すだけの授業や、馬の耳のように「ナムマイダ〜」と
念仏を聞くだけの講義ではダメです。

学習アプリも同じです、木曽川の急流のように
目がつぎつぎと流される、危ない。気がつかない、
自分で考えてない、脳に汗かいてないからダメ、
効果ゼロです。

失敗する子に多いのは、わかった:できた、の比率が
80:20です。これを「わかったつもり」なんていいます。

この比を反対にしなればテストに強くなりません。
わかっていても、できなければ0点、あるいは、
時間がかかって最後までできない、0点です。

どうすれば、この比率を逆にできるか、いきなり
究極ですが、入試問題を解けばいい。

でも、さすがに入試問題はモチベーションが上がりませんから、
うんとやさしくして、明日の授業に備える、明日学ぶところの
最初の単元を一人で解く、教わる前に予習をする。

できるわけがない、そう思いますよね?例題を
真似しながらなんとか解こうとする、そして
できる状態にしておいて、授業でわかるにもっていく。

78:22の法則ってのがあるそうです。ご存知ですか?
世の中はすべて78:22の割合で、成り立っているという
ユダヤの考え方だそうです。

地球は海と陸=海78%:陸22%
空気中の成分=窒素78%:酸素22%

人体の成分=水分78%;それ以外の物質22%
腸にいる菌=善玉菌78%:悪玉菌22%

足の裏にかかる体重=かかと78%:つま先22%
呼吸=肺呼吸78%:皮膚呼吸22%

私たちを取りまく環境の中には、この数字の比率が
たくさんあるといいます。

当時、日本人の昼食代が平均して500円、
それを知った藤田さんは、

そのまま500円ではなく、500円の78%にあたる
390円にすることを思いついたそうです。

それがマクドナルドで大ヒットになった
「サンキュー(390円)セット」です。

この法則をビジネスに応用して、
大成功を収めたのが日本マクドナルド創設者
藤田 田(でん)さん。この割合が、390:110=78:22になります。

皆さんの学習も、できる:わかる=78:22になればいいですね、
塾長も、この法則を使っています。何かというと

新しい事業を考える時間:今ある事業を考える時間が、
78:22です。これは1日単位や1週間単位ではなく、
1ヵ月単位での割合、頭の中身です。

塾長として大事な仕事は、将来の仕事を生み出すことです
新しい企画を創り出すことです。今は、ビジネス寿命が短く
Dog Year(ワンちゃんの寿命のよう)になっているので、
次々と新しい企画を生み出していかないと、生き残ることが
難しくなっています。

目先のことに翻弄されていては、
新企画を立ち上げるのは難しいです。

だからといって、この割合が逆になって、
しまうと、塾は枯れていきます。

新企画の立ち上げには、相当パワーがかかります。
そのためにも、78の時間を新しい企画に向けるわけです。

そうは言っても実行は難しいです。ですが、
皆様のおかげでTheJukuも23年続いています。

その”あかし”が予習です。中3生の80%が高校生になっても
学習を続けるのはTheJukuが予習できるからです。

事実、四日市南高校で学年トップ、川越高校でトップクラス
高田高校でトップクラスの生徒がいたりします。

そんな生徒たちと一緒に8/11に合宿をします。場所は隣の地場産。1日で
問題集1冊、やってしまうおという企画です。ぜひ参加ください。
勉強に対する考え方が変わります、

「やっただけの学習効果が出るように」
これからも新しい企画を立ち上げて参ります。よろしくお願いいたします。

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