記事 寒波が来ると言われてますが、基本的には少しずつ暖かくなっていますね。きのうの日曜日も教室では朝9時から中学3年生を対象に入試直前対策をやっていました。
最初は心配してましたが、皆さんこの時期になるとかなり点数を伸ばしています。人から教わらず、ひとりで問題を解くわけですから、純粋、本物、筋肉質の実力です。
この日、直前対策でやるのは、前日にやった7回目の模擬テストの見直しです。一人一人が間違えた問題、あるいは弱い問題を、テスト用紙からビリビリ切り取ってノートの左に貼り、右側に自分の正解と正解の導き方を書き込んでいきます。
なぜこんなめんどくさいことするのか。ほとんどの受験生は、問題を解いた後、間違えても、答え方、あるいは答そのものを見て「なんだ〜、簡単やん」って言うだけです。やり直すとしても、さっき読んだ解き方の暗記を吐き出すだけです。もう一度、問題を読むところから解き始めるって事はないです。
ところがよくよく考えてみると、解ける、解けないの差というのは初動にあったりするんです。例えば
英語のリスニングなんかで、いきなり「どうしたの?」という会話が流れだしたときに、状況が朝の食卓なのか、卒業旅行の遊覧船なのか、末期ガン患者の病室なのか、によって答えが違います。あなたが最初に描いたイメージがその後の回答に大きな影響を及ぼすっていうことです
数学は、円に内接する三角形の辺の長さや面積、立体に内接する三角形の距離や体積比を求める問題が最重要ですが、図形のどの部分を切り取って考えるかで簡単に解けたり解けなかったりします。
行き詰まった時、もう1歩進めるのか、あるいは解き方を変えるのか、といった判断が、入試中には短い時間の中で、何回、何十回と繰り返されるわけです。判断に迷ってると時間は無常にもどんどん過ぎていきます。
で、なぜこのノートの左側に問題を書くかというと、まさに初動、パターン組み合わせの訓練なんです
この切り口だ!というパターンを一つでも二つでも多くすることで立ち直りが早くなります。ビリビリを作るのはインプット。それに対して、左の問題を見て、初動パターンを定着させる、検索速度をはやめる、これがアウトプットです。
乗り越えるのに、僕はビリビリノートとフォレスタステップを何回も繰り返して理科、社会の基本をがっちりやりました。そのおかげで、理科、社会の点数が伸びました。
ザ塾は自分で考えられる習慣が身に付くところが良い点だと思います。予備校では教えてくれることがたくさんあります。が、実際に自分でやって できるかわからない、というか できないです。
入試本番、先生なんていません。1人で自分で考えて打開していかなくてはなりません。ザ塾は自分で考える習慣を身に付けるから、常に自分で考えて先生いなくてもへっちゃらっていうところまで持っていけるんだと思います。
ザ塾にはもう一つ僕は気にいっているところがあります。それは繰り返して勉強することです。他の塾や生徒は新しいことに手をつけますが、ザ塾は何回も繰り返して定着するまでやるので、まぁ当然のように、伸びますっていう話です。(中部中 Tくん)
世界で1冊の最強の問題集、これをインプット3対アウトプット7の割合でくり返す。2回、5回、10回、20回とやりきることで、これまでにない能力を発見して伝説の人ととなる、だからこのノートのことをビリビリ伝説と呼んだのです。