「幸せを押し上げる力」は,誰でも訓練すれば高めることができる

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入試に役立つメンタル・壁の越え方・作文に強くなる

「幸せ」とは,なんでしょうか。どのようなとき、どのような条件がそろえば「幸せ」なんですか。

「幸せ」を、歓喜、自由、自信、知恵の合体、という人もいます。今、塾長が思う「幸せ」とは、いっしょに食事をしたり、チャレンジしたり、共有できること。多分、寂しいんです。相手が、まず喜び、そして次に自分。相手が喜ぶのを見て、自分がうれしくなる。よかった、喜んでくれた・・そこで、「幸せ」。

ですが、これって、最近です。昔は、自分がまず喜び、そして次もそれを感じた自分がうれしかった。
もっと大きな「幸せ」があるってことを知らなかったから、50%の幸せしか感じられなかったんです。

影響が大きいのは受験です、自分が不合格なのに、相手の合格なんて喜べないじゃないですか。まさに自分が先に喜べないと「幸せ」じゃない。
自分が豊かじゃないと与えられない。ところが、子育てを始めたら、そんなんじゃない。
なんと言っても自分より「子供の幸せ」が先にくる。「幸せ」は条件によって変わりますね。

「テストがうまくいったら幸せ」か。それとも逆に「幸せを感じているからテストがうまくいく」のか。これについては次のような実験結果があります。

A「幸せを感じている営業マン」とB「そう感じていない営業マン」を比べた。するとAの営業成績が37%高かったそうです。そう考えてみたら、勉強でもビジネスでも、「いつも幸せを感じていることが大切」といえそうです。

わかる、でも、いつも幸せだったら、高い目標ができたり、負けるもんかと思ったり、成長しないんじゃないですか?
ハングリー精神も必要だと思った。なので今のところ、幸せがあってもいいし、ハングリーも必要。幸せとハングリーは7:3だと思う。
1日のうち30%はイラっとする、70%は幸せを感じる。

じゃあ、ハングリーな時に、どうすれば幸せの方向に切り替えれるの?となりますね。
明日は、土曜日で自由!とか、こんどの夏は、京都へ行こう!と思ったら、その瞬間、ワクワクしますよね、こういった幸せの引き金だったら意図的に作れそう。

アメリカのフレッド・ルーサンス博士によれば,「幸せを押し上げる力」は,あたかも車の運転のように「誰でも訓練すれば高めることができる」というんですね。

1.ホープ(希望Hope)=道は見つかると信じる力。
2.エフィカシー(有効性Efficacy)=踏み出す力。
3.レジリエンス(回復力Resilience)=立ち向かう力。
4.オプティミズム(楽観Optisum)=楽しむ力。

覚えやすいように、それぞれの頭文字を取って「HERO」(ヒーロー)。HEROは「心の資本」とも呼ばれていて、
「幸せ」の弾丸をいつでも発射できる人は,この心の資本をたくさん持っているんだそうです。

心の資本が大きい人は,
(1)自分を信じる、からその根拠が見つかり,
(2)行動する、から準備が進み,
(3)前向きに語る、から良い材料が揃い,
(4)未来を信じる、から明るい見通しが見えてくる,
という好循環。

受験はまさに
(1)自分を信じる、から第一志望校の根拠が見つかり,
(2)行動する、から受験準備が進み,
(3)前向きに語る、から次のテストに良い材料が揃い,
(4)合格の未来を信じる、から明るい見通しが見えてくる,
という好循環。

塾長の過去の経験に照らしてみても,確かにこのような流れになったときは気分も良く,仕事もうまくいったように思います。あなたは今日もヒーローです!


 

代表: 増田 修一

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