今年も高校入試特訓がスタートしました。
多くの中3生がはじめて見ることとなった県立入試の過去問。
これで高校受験の合否が決まるのかと思うと、緊張感も増します。
本番を想定して、時間配分を決めて解きますが、
はじめてなのでちょっと長めに設定。
数学の大問1は、計算問題です。
得意な子は時間を持て余すかな〜と思いきや、
とんでもない。
時間の限り、
計算間違いしてないか、
設問の読みまちがいをしてないか、
何度も何度も見直し、解き直しをしています。
絶対にミスは出さない、という強い想いをヒシヒシと感じます。
その姿はまさに入試当日の受験生そのもの。
時間が来たら、答え合わせです。
「平方根の性質はテストでも解けなかったとこ」
「ねじれの位置があやふや」
まちがえた問題は、
解き方を確認して、なぜ間違えたのか分析します。
夏期講習で復習したはずが、解けなかった。。
じぶんの根深い苦手分野がみえてきます。
ほとんど正解の子は時間を持て余すかな〜と思いきや、
とんでもない。
正解した問題も、解説をよみこみ、
より良い解答法を探っています。
ここから3月の入試直前まで
約20年分の過去問を解くことになりますが、
解きっぱなしでは、何年分解いても進歩はありませんね。
入試問題には傾向があります。
数十年のときを経て、おなじ問題が出題されることだってあります
試験当日、これまでにない緊張感の中、
「みたことあるけど、解き方どうやるんだっけ?」では焦るばかり
問題をみた瞬間に「よし!これ解ける!」の状態にしておくこと。
過去問だって繰り返しが基本です。
業務統括室長 増田まみ