無知の知

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入試に役立つメンタル・壁の越え方・作文に強くなる

The more I learn, the more I realise I don’t know.
The more I realise I don’t know, the more I want to learn.

これはどういう意味でしょうか?
使われている単語は簡単なので、皆さんすぐに訳せるかもしれません。
でも、ここで大事なのは基本構文です。

「the + 比較級, the + 比較級」には気づけましたか?
「thatの省略」や「SVO文型」には気づけましたか?

これらにパッと反応できた人は、すぐに和訳ができたと思います。どうでしたか?
上記の英文は、物理学者アインシュタインの言葉です。
「学べば学ぶほど、自分がどれだけ無知であるかを思い知らされる
自分の無知に気づけば気づくほど、より一層学びたくなる。」という意味。

夏期講習では、特に自分の無知に気づけたと思います。
高3の受験生にとって、夏は自分の苦手を集中的に補強できる最後のときです。

冬期はもう入試直前で過去問ばかりになるので、
英語の構文和訳を300個やるとか、簡単な長文を毎日3つ読むとか、英単語テストとか
そういう基本を固める地道な学びは夏にやりました。
みんなが嫌いでやらないようなことを、じっと自分の目標のために耐えてやり切る。
そんな先輩たちの姿を見てきました。

マイペースに余裕しゃくしゃくで夏期講習を受けている人なんていません。
みんな必死で自分と向き合って、自分の弱さや無知に気づきながら
毎日毎日、少しでも昨日の自分に勝てるように挑んでいました。
そして、一皮むけた状態で新学期を迎えるのです。
1人じゃないから大丈夫。みんなで大きな山場を乗り越えましょう。


伊藤万莉(いとう まり)

4月から立命館大学大学院の文学研究科 教育人間学に進む。桑名高校理数科、立命館大学(文学部< 人間研究学域>)卒業。
ひと言われたら10考える。高校時代は陸上競技をこよなく愛し、
近い将来は南極に行って「皇帝ペンギン」さまにご挨拶するのが夢
最近は、生徒とどういう関わりがベストなのか探求中。

 
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