おはようございます。
『「オール1の落ちこぼれ、教師になる」宮本延春著』を紹介します。
中学校の通知書「オール1」。中3の時の学力は、漢字は名前しか書けず、英語の単語は知っているのがBookだけ。
数学は九九の2の段までしか言えない、落ちこぼれが編み出した「オール1」からの勉強法。
いじめ、ひきこもりのどん底からアインシュタインのビデオに導かれ一念発起。
ノーベル賞受賞した教授が務める超難関大学現役合格。
数多くの出会いのなかのひとつ、転機となったアインシュタインとの最初の出会いは、
彼女(奥様)から借りたNHK「アインシュタイン・ロマン」のビデオでした。
もちろん、宮本延明さんは読み書きができません。
ビデオを見て面白いと感じ、「相対性理論をもっと知りたい」と思った事が大学受験の始まりです。
それから沢山の人に助けられて、23歳で働きながら勉強ができる定時制高校進学を決意、24歳で定時制高校に入学。
27歳名古屋大学理学部現役合格を勝ち取りました。
この本には宮本延明さんが行った勉強の仕方も紹介されています。
例えば物理ですが、1年間数学を勉強してから物理の勉強をした等。
中卒で働きながら猛勉強して超難関校の国立大学に合格。
現在、宮本延明さんは教師として豊川高校で教壇に立っています。
本人の強い意志と血の滲むような努力が多くの人を巻き込んでいく。
素晴らし出会いが人生を変えていく。
良いインプットが良いアウトプットに繋がる実話です。
水谷 治己
電車で本を読んでいると、下車駅を乗り過ごすことも。