テストが終わって勉強しません
中間テストが終わったら、勉強しなくなっています。
毎日時間を決めて勉強に取り組んでほしいのですが、出来ていません。
本人もその必要性は感じていても、行動に移せないようです。
▼先生からのコメント▼
お母さまのご心配、よく分かります。
中間テストが終わって、少し気が抜けてしまったんですね。
わたしも受験生の頃、よく母に「勉強しなさい」と言われたものです。
「うるさいなあ」と口答えしつつ、渋々机に向かって勉強していたことを思い出しました。
できれば言わなくても机に向かってほしいですが、こればかりは、仕方ないのかもしれません。毎年そうなのですが、ゆくゆくは有名進学校に合格していく生徒さんでさえ、今の時期はまだまだお尻に火がつかない状態です。
みなさん、学校説明会に行き、進路希望を明確にした頃から、徐々に目の色が変わってきます。
ところが、それでは確かに遅いですよね。
今のままでは、12月の冬休みに「時間が足りない、時間が足りない」と嘆くこと必至です。
そこで、ご提案です。
まず、一番確実にKちゃんが机に向かってくれるには、塾に来て集中するのが一番のようです。
様子を見ていただきたいくらいなのですが、教室では本当に真剣に集中して学習していますから。
通常授業や早期入試対策以外の曜日で、自習席を自由に使ってくださってけっこうです。
実際、「西高がいい」と入塾した女の子が、毎日、学校が終わってから4時間自習しに来た結果、最終的に志望校を「南高校」に変更し、見事に合格した例があります。
別に場所は塾でなくても構いません。
近所のマックやコメダ、図書館…自宅以外の場所で課題をやってしまうのもいいです。
課題が終わったら家に帰ってきて、次の課題をさっさと片付けていく。
いちいち外に出るのは面倒にみえますが、これがとてもはかどります。
また、送迎が難しく、それが叶わない場合は、塾で実施している学力テストを毎月受験されることをおすすめします。
志望校を5校まで記入できます。
学校のテストより難しいので、実力が分かります。
志望校判定も出ますので、努力圏・可能圏・合格圏などの判定が涼世ちゃんの危機感をあおってくれるかもしれません。
それから、冷蔵庫やトイレのドアなど、毎日目に入るところに日めくりカレンダーのように「県立入試まであと100日」という張り紙をしておくのもいいです。
一日経つにつれて「あと100日」が「あと99日」になり、危機感が増していくからです。
以上、いくつか効果的な対策を挙げさせて頂きました。試しにやってみてください。