いっぱいできたり、いろんなやつがありました。
毎回、一人ひとりにぴったりの
問題を準備しています。
かんたんなやつと、むずかしいのがありました。
時間をはかりました。
たしざんを1まい56びょうでできました。
また来たときには、これをやりたいとおもっています。
▼先生のコメント▼
すばらしいです。
この子、小学校2年生です。
「かんたんなやつと、むずかしいのがありました」というのは、私どもがいろんな問題をまぜているからです。
やさしい問題、前回まちえた問題、ちょっとむつかしい問題、これらを順番に並べて、興味を引き、2時間たっぷり集中できるように、問題配列に工夫をしています。
「たしざんを1まい56びょうでできました」といってます。
ここがすごいところです。
私たちは、子どもが問題をタダ解くのでなく、どのようにしたら学習スピードがつくか、考え考え問題を配列しています。
ですから、この子に問題がぴったり合ったということです。
力がついているかどうか、それは時間でわかります。
一回できたから、はい終わりでは心配です。
時間がかかると、あとで困ります。
やる気をなくしたり、さっぱりわからない、こういったことになり、これを大人は子どものせいにしてしまうからです。
もちろん、ただ速ければいいというものではありません。
学習が単調な作業に終わらないように、計算問題だけでなく、図形や応用問題、文章題など、関係する問題をひとつひとつ取りそろえ順番にします。
「また来たときには、これをやりたい」というのは、うれしいです。
おそらく問題の配列が、この子にとって、ぴったりうまくいった証拠だからです。
また何かをつかんで、何かを乗り越えてくれます。