「ききょう」 と聞いて、なにを思い浮かべますか?
「キキョウ」 とカタカナにすると、イメージも変わります。
私が思い浮かべたのは「桔梗」。
花の名前で、明智光秀の家紋です。
「なになに、いまから歴史の話がはじまるの?」
と脳内歴史畑けになっているとどうやら様子がおかしい。
「ききょう って知ってますか?」の、
そのいつもと違う声のトーンに気付くべきでした。
彼女が伝えようとしていたのは気胸。
胸の違和感をうったえていたのでした。
おなじ読み方でも、漢字に変換することで
浮かんでくるイメージが変わります。
会話中であれば、トーンやニュアンスで判断・修正ができます。
漢字テストならば、前後の文章からイメージを膨らませます。
漢字を10回書いてもなかなか覚えられないという人は、
・頭のなかで音読してみる
・前後の文章と合わせてイメージを浮かばせてみる
イメージができたら、1回書いてみましょう。
イメージ付きなので翌日もおおかた覚えているはずです。
業務統括室長 増田まみ