感謝が幸せの秘訣

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入試に役立つメンタル・壁の越え方・作文に強くなる

やってもらって当たり前と思っている人は
他人の悪いところに目がいきます。
あれがない、これがないと言って減点評価ばかりです。
「もっとこうすればいいのに」とやってみた事もないのに、外から文句を言う。
不平や不満ばかりを言って周りを不快にさせる人もいます。
「じゃあ、自分でやれば?」と言われても
「なんで私が?」と言って、何もしない。
自分が特別な人間、与えられて当然の人間だと思い込んでいる。

反対に、こんな事してもらえるなんて有り難いなと思っている人は
他人の良いところに目がいきます。
「ありがとう」と感じて、それを伝えることもできるから
言った方も言われた方も幸せな気持ちになる可能性を秘めています。
他人に甘えることも頼ることもするけれど、
いつも「ありがとう」という気持ちを忘れません。

また、普段から相手を変えようと思っている人は
相手の欠点ばかりに気がつきます。
「〜ができてない」「〜は問題だ」と自分の理想と相手のことを比べて
相手をコントロールしようと圧力をかける。

反対に、普段から自分を変えようと思っている人は
他人の良いところを探して、発見し、自分も真似しようとします。
良いところに気づくから、相手と対立して上手くいかなくなったとき

「〇〇さんはこんな素晴らしい点もある。
〜のところは対立するけれどそれだけじゃないよな。
〇〇さんを許せない部分もあるけれど、こんなところは尊敬するな。」

といったふうに仲直りの可能性を秘めています。

でも、なかなか仲直りするのは難しい。
それなら、「ありがとう」と思った出来事を思い返してみるのもアリかも。
相手の悪いところばかりを見て、悲観して、不満いっぱいで過ごすときも
もちろんあると思いますが、私が常に忘れたくないことは有り難いなと思うことです。

有り難いと思える事が1つもない人もいるかもしれませんが、
そんな自分がいるんだなと気づきながら、
「ありがとう」と感じる瞬間や有り難いなと心から感じる瞬間がきたときには
その気持ちを大切にしてほしいなと思います。
私は感謝が幸せの秘訣だと思っています。


伊藤万莉(いとう まり)

4月から立命館大学大学院の文学研究科 教育人間学に進む。桑名高校理数科、立命館大学(文学部< 人間研究学域>)卒業。
ひと言われたら10考える。高校時代は陸上競技をこよなく愛し、
近い将来は南極に行って「皇帝ペンギン」さまにご挨拶するのが夢。
最近は、生徒とどういう関わりがベストなのか探求中。

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