良いインプットがなければ良いアウトプットはできnai

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入試に役立つメンタル・壁の越え方・作文に強くなる

日曜日を担当されていた阿部先生からバトンを渡されて、今月から水谷が日曜日を担当させて戴くことになりました。

とは言うものの、さてさて困った。何をすれば…。
日曜日と言えば、新聞も映画や本の紹介のオンパレード。
そこで我が家の本棚は本が溢れかえっていますので、それらの本の紹介をさせて戴きます。

読書は筆者との対話であり闘いです。そしてインプットです。
インプットとアウトプット。どちらも成績アップには大切ですが、良いインプットがなければ良いアウトプットはできません。

「日本の知の巨人」と言われた立花隆さんが、NHKのインタビューに「一冊の本を書くために、100冊以上の本を読まなければ、内容のある本は書けない。たとえ99冊読んだとしても内容は薄い。そんな薄い本を出版する必要は無い。」と答えています。
立花隆さんといえば、質・量ともに圧倒的な取材に裏打ちされた鋭い視線で、物事を世間に問うジャーナリストでした。田中角栄元総理の研究や「脳死体験」など沢山の著書があります。社会的な問題が中心ですが、そのような中でも「サル学の現在」は読みやすくて、立花隆さんの最初の一冊としてはお薦めです。

さて「学生にとって、読書がどのように役立つのか知りたい」と思いますよね。

「かいけつゾロリ」の新刊がでる度に本屋さんにかけ込んだ子供の話しです。

その子供は「かいけつゾロリ」から始まり「名探偵コナン」、高校生の時には東野圭吾やライトノベルを読む「本の虫?」でした。

その子供、大学入学早々、英語の翻訳のレポート提出の宿題が出ました。
高校とは違い、難しい英文に戸惑いながら締め切りギリギリで提出

次の授業で教授から「近年、まれに見る翻訳があった。文学部の4年生だと思っていたら、4月に入学したばかりの法学部1年生だった。4年生を含め文学部の諸君は、読書が足りないから翻訳もぎこちない。文学部なら、もっと読書をして、まともな日本語を使えるようにしなさい。」と。

「かいけつゾロリ」全集が大学1年生の時、花が開きました。

読書に限らず映画やコンサートなど、多くのインプットが無ければ、アウトプットはできません。
時にはスマホをしまって、自分の好きなジャンルの読書や映画を楽しんで下さい。

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                                水谷 治己(ミズタニ ハルミ)
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電車の中、本を読んでいて3駅ぐらいは乗り過ごす。

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