【冬期講習】厳しいセミナーのあと,受験生が最期に書いた”決意”

閲覧数:49

入試まであと、3ヶ月。
模試の結果が返ってきます。

 

想定外のミスに落ち込む、残った課題が山積み、あせる、

 

納得いかない成績、遅々として進まないスケジュール
ああ、間に合うのか、

 

頭の中は不合格の恐怖が10%、20%、30%、日ごとに増え続け、
暗記も計算も手につかなくなる、

 

しだいに、第一志望をワンランク下げる方向に持って行きたくなったりします

 

あなたは、大丈夫ですか?

 

もし、「あれ、ちょっと弱気かも…」と感じたら、
ワンランク下げる前に

 

失敗した時のことを考えてください、
そして、どうするかを決めることです

 

不安は失敗した後のことが見えないから来るわけで、
どうするか、決めてしまえば、どうってことない、

 

不安から解放されて、気が楽になります。

 

どういうことかというと、
失敗を恐れて志望校を下げるのは後退、つまり妥協です。

 

それに対して、失敗した後のことを考えるのは、
妥協の対義語、固執(こしゅう・こしつ)、つまり志望校に対する「こだわり」となるのです。

 

失敗した後のことを考えると、
さらに弱気になって失敗してしまいそうだけれども、

 

第一志望を失いたくない気持ちの方が強く働き
志望校にこだわりたい、絶対合格したい、になるんです。

 

それに、万がいち、失敗したとしても 失敗の経験を活かして
次回、大きくその上を狙えばいいわけです。

 

準備期間がたっぷりあるからラッキーです。

 

世間体を考えるかもしれませんが、人生80年を考えたら、
1年や2年の遅れは大したことじゃなく、

 

より高みにポジションをとったほうが夢実現しやすくなりますよ、と
塾長は経験から思うんです

 

 

冬期講習では、弱点強化の個別演習と入試本番と同じように模試をやり、
毎回、最後に感想と振り返りを書いてもらいます

 

「不合格になったらどうする!」についても自分の意見を書いてもらうんです。

 

毎回、150字のコメントは、入試作文の練習、心情語の理解でもあるのですが、
全日程の中で、この時が、みんないちばん真剣です。

 

世間では合格のことだけ考えて必死なのに、
こんな作文を書かせるのは”ここ”ぐらいかな、と思います
が、もちろん狙いがあります

 

不合格になったらこうする、と決めることで覚悟が決まるんです。

 

なぜ、それがわかるかといえば、
入試の3日前!
中3全員に今の気持ちを書いてもらうと、

 

全員が「絶対合格してやる!」「感謝を合格で示したい」と書いてくるからです。
入試3日前に書いた決意

 

すごいですよね。

 

合格が不安になったら
不合格の後を書いてみる

 

さっきより、もっと合格したくなるはずです。