「第一志望校はどこですか?
できればランクを上にしたいと思いますか?
ランクアップしたいのはなぜですか?
それともランクアップしたくないのはなぜですか?」
高校見学にまだあまり行っていないから、
はっきりとした第一志望校はまだ決まっていません。
だけど例えば「四日市西高校」に行くと、西高校の勉強をするよりも、
その高校の少し上の高校を受験するつもりで勉強しようと思います。
余裕を持って合格するためには、志望校よりも上の高校のために勉強しようと思います。
もし志望校の勉強をしていてギリギリに無理と気づいて
志望校を下げるなんてことはしたくありません。
でも志望校を西校にして南高の勉強をしておくことで
後から焦って志望校を下げる必要がなくなります。
だから私はランクアップするために勉強を頑張ろうと思います。
先生からのコメント
生徒の「気づき」は、自分で考え、決め、動く力が伸びている証拠です。
授業よりも高い効果が出る“自走学習”として、次のように一般化できます。
第一志望が未決でも、考えを言葉にするだけで目標がはっきりしてきます。
「一つ上を目指す」発想は、合格に必要な力を少し多めに用意する作戦です。
上位校基準で勉強すると、本命校には“余裕”が生まれます。
後からあわてて志望を下げないための“先回りの安全策”です。
目標→理由→方法を自分でつなげるので、学びが他人任せになりません。
できた・できないを自分で点検でき、弱点直しが早くなります。
「上を見て練習→本番は安心」というスポーツ型の成長サイクルが回ります。
失敗の予防線(余裕点)を自分で設計できるようになります。
学校見学が少なくても、仮の目標で走り出せる“行動力”がつきます。
以上の流れは、授業の受け身学習よりも定着・自信・結果に直結します。
このように、
「志望校より少し上で準備する」という自分発の作戦は、合格の“余裕”と“ゆとり”を作ります。ご自宅では、結論よりも「なぜそう考えたの?」と理由を聞いてあげるだけで、この自走学習はさらに強くなります。

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