塾長つぶやき日記

「しあわせ」ってなに?

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「しあわせ」な人とそうでない人とは「何が、どう」違うの?

昔は好きな人と一緒に食事したり、景色を見たり、時を同じくすることが「しあわせ」でしたが、どうやら、これは相手があっての幸せで、自分じゃない。

あなたはどんな時が「しあわせ」ですか?

社会全体の「しわせ」でいえば、ウクライナやガザが戦乱で、もし、この日本も戦火だったら朝ごはんどころではない、、今は平和、「しあわせ」といえるでしょう。

では、個人のしあわせってなんですか? 人より多く、愛情?お金?名誉?権力?名声?を得ることですか

個人の「しあわせ」について、2020年12月の全国幸福度調査がありました

創造性が高い人は幸せ
幸せな人は生産性が高く、創造性が高く、長寿
親切な人は幸せ、だったり

積極的な消費マインドがある人ほど幸せ、です
消費マインドがある人というのは、日常的により良い生活のための情報収集や行動をして、新しい商品、サービスに敏感な人、ということです。

この調査に限れば、奨励されるべき行動は、

 “「創造性」を高めましょう”
 “「自己実現」が大事ですよ”

が「しあわせ」に向かうことになります。世界的な経営戦略コンサル会社も日本の幸せ度向上に向けては、個人の自己実現の充足が大きなカギとなる、と明言しています。

じゃあ、個人の自己実現ってどうすることよ?ってなりますね。なんか自分とは遠い話のような気がする。そこで話をぐっと近くに寄せて、具体的にこう考えてみます。

「しあわせ」を求める前に、不幸せについて明らかにするといい。自分ひとりではなく、社会全体の「しあわせ」を望むにしても、絶対に、不幸せを明らかにしなきゃなんない。不幸せから逃げまどって得た「しあわせ」なんて、空しい

じゃあ、不幸せってなに?ってなりますね
社会の不幸せでいえば、核使用なんか、すぐ広島や長崎をイメージさせます。個人の不幸せは、例えば、4日前に聞いた話、小学生男子、こういう事があったんです。つめの話です

指が綺麗なのはステキなこと。(しあわせ)
でも、爪は伸びる。(不幸せ)
子供の爪を見て、親は切って欲しいと思う。(社会全体のしあわせ)、
子供は爪切りが痛いからイヤ(子供は不幸せから逃げまどう)、
親は追いかける、子供は逃げる
電動爪研ぎ機なんていう、痛くないのがあった!(自己実現)

BCGヘンダーソン研究所が2023年3月に個人の不幸せについて調査しました
(複数回答)

お金に余裕がない53%
時間に余裕がない43%
心の余裕がない27%
自分にできるかわからない23%
どのように取り組んだらいいかわからない20%
リスクをとりたくない16%
健康上の問題12%
年齢が高すぎる11%
身近な人の理解が得られない8%
世間の目が気になる6%
年齢が若すぎる1%
その他4%

この不幸せに対して、どう越えていくのかが自己実現、というわけです。
あなたはすでに越えたものもあるでしょうし、どう越えていくかがこれからの課題だったりします。

お金に余裕がないなら 株、不動産、資産形成を始める
時間に余裕がないなら 後回しにしない、早めにやってしまう あわてるとロクなことがない
心の余裕がないなら  決まった時間に、決まった場所に行き、そこで没頭し、充足する
自分にできるかわからないなら トップを探し、やり方を教えてもらう
どのように取り組んだらいいかわからないなら 自分がやって、やり方をトップにみてもらう
リスクをとりたくないなら 不満のままでいいの?できた時の自信、開放感はどこに行ったの?
健康上の問題なら 定期検診とか人間ドックを受け、 かかりつけ医のところに行く
年齢が高すぎるなら 四日市の「井の中の蛙」だ!世界の高齢者に目を向け、若さの精神性を担保する
身近な人の理解が得られないなら ふだんから我慢しないで本音をしゃべる、距離を縮めておく
世間の目が気になるなら 一流のもの、車、自宅、衣類、食事、自己啓発、業績を身につける
年齢が若すぎるなら 失敗しよう!いくらでも失敗が許されるはずだ。リベンジこそ強さだ。
その他 くり返しできることは人にお願いする、自分にできないことは人にお願いする

考えると「しあわせ」って前に進む事です。なぜ前に進むのが「しあわせ」なのでしょうか?

塾長が中1の時、黒板の右はじに「停止は退歩である」と小さく書かれていました。毎日授業中に目に入る、物理的にそうだけれど、真意がよくわからなかった。

今になって、停止は息苦しいが、前に進むのは自由だとわかる。

愛情、お金、名誉、権力、名声、を得たいなら、競争、障壁、束縛がある。
受験ライバルは四日市だけではないです、いろんな束縛を取り払って自由になって飛び出していくのが「しあわせ」。だとしたら全国の強豪に負けない力、生涯、色褪せることのない力と、そのつけ方をいっしょに身につけていきましょう。

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