塾長つぶやき日記

アジャイルとレジリエンス

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社会に出るまえに一番役に立ったのは、自分の越え方です。
嫌いな科目でも我慢してやる、やっていると分らないところが分るようになる、だんだん苦手でなくなっていく、こうした自分の越え方です。あなたと同じですね。

そして、社会に出てから一番役に立ったのは、「悪いのは自分だ」と思うことです。
頭で理解している限り、「悪いのは自分だ」とは思えない。うまく行かない時、つい世の中のせい、「人のせい」にしたくなります。良くないとわかっていても、傷つきたくなかったり、弱みを見せたくなかったりします。塾長がそうでした。

ですが「人のせい」にするのは生まれつきではないです。変えられます、ただ、次の手が考えられていないだけです。手がないからケツまくって逃げる、嘘をついて逃げる、知らなかったことにする・・・現場から逃げるしかないんです。

逃げられた相手からすれば、課題を全部、こちらがしょわなければならない、「なんで私がやらなきゃいけないの!」と不快感、その応酬でお互いが人のせいになったりします。最悪。

打つ手があれば、逃げず、こうすればいいんだと、こっちから動けます、目の前の課題をこちらが引き受けることで、それは人のせいではない。それどころか、責任をとるという勇姿になります。かっこいい!

手があるかどうかで成績が変わります、社会にでてから人生も変わります。だから勉強して手を増やし鍛えましょう。いくら知識を覚えてもダメで、暗記ではなく体で身につけましょう。そうすれば人に徳を与え、感謝され、尊敬されて必要なお金が入ります。

勉強→打つ手がある→感謝→尊敬→お金、の流れです。
この流れで共通して役に立ったのは、アジャイルとレジリエンスです。

アジャイル:(agile) 変化にすばやく、上手に対応する
レジリエンス:(resilience)困難をしなやかに乗り越える精神的回復力

最初、火事場の馬鹿力なんぞと思っていましたが、そうではなかったんです。いざと言う時に、本当の実力が出せる準備でした。

アジャイルとレジリエンスはTheJukuが毎日やってることです。失敗を乗り越え、受験本番でもくじけず、土壇場で逆転するメンタル強化です。

教えてもらうだけでは、動けない、できなくて×がつけられて、困ってから学びが深まる学習です。
これを身につけると、欠点を言われて、ふつうは喧嘩になるところが「ありがとう」の感謝に変わります。

予備校や個別に塾で聞いてるだけのほうが楽だし、イヤじゃないの?入試の1週間前、中学3年生に聞きました。

今回思った事は、何回もチャレンジすればするほど、失敗した時の回復する時間は短くなることです。
前までは、チャレンジするときに失敗したらどうすればいいのかわからず、ただ失敗を怖がっていたけれど、最近は別に失敗したら、またチャレンジすればいいだけと思えるようになり、勉強の質も上がるようになったと思います。中部中学Aさん

初めは問題を見たときに、「解けるのかなあ」と思っていたけれど、少しでも挑戦してみようと思い、やってみました。表や図を見て、あきらめずに、答えが出るまで、考えました。結局、答え合わせをしたときに、間違っていたけど、解説を見て考えていると、途中までは考えていたことが合っていて、そこから答えがズレていっていました。でも、考え方が少しでも合っていたことがうれしかったです。山手中学Yさん

私はこの塾で自分で問題を解く力をつけて、それを自分のものにすることで、初めて達成感を得られるのだと思います。人に教えてもらう学校の授業だけを受けてテストに臨んでいた頃を思い出すと、テストに授業でやっていない問題がでた時に,やってないから無理だという気持ちで、でも、他の人が解けていると、自分は全然できないんだと、常磐中学Eくん

難解な入試問題に直面して心折れたり、入試会場で不合格の脅威を感じたりしても、ばんかいするレジリエンスと、初めから全体の問題をきっちりおさえてから解くのではなく、まずは小さな単元で試しつつ、修正を繰り返しながら徐々に解法の完成度を高め、ジタバタして解くアジャイル、今までは、2つを意識してやっていなかったけれど、今回 朝にそのことを話されて、少し意識して解いたら、数学が正答率が高くなったので大切なのだと改めて自覚しました。港中学Fくん

私はレジリエンスをこれから大事にしていきたいと思っています。なぜなら、たくさん問題を間違えたときに、そこから気を取りもどして問題を取り組めれば、間違えた問題をさらに理解して解けるようになる、と思うからです。内部中学Iさん

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じつは、アジャイルとレジリエンスの結果が、定期テストや入試の結果に表れています。TheJukuだけです。アジャイルとレジリエンス、ぜひ意識してみてください。

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