2024国公立大学 共通テストボーダーライン予想

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国公立大学2次試験(個別試験)の出願受付、2024年1月22日開始 

河合塾が1月17日に更新した最新の「入試難易予想ランキング表」によると、大学入学共通テストの得点率のボーダーラインは、文系全体では、東京(文科一類)(文科二類)(文科三類)と一橋(社会-社会)が86%と最難関。西日本では、京都(経済-経済経営理系)が85%で最難関。理工系全体では、東京(理科一類)88%が最難関。西日本では京都(理-理)と京都(工-情報)84%が最難関となっている。

 

入試難易予想ランキング表は、河合塾が予想する国公立と私立の入試難易度(ボーダーライン)を学部系統別・大学所在地区別にまとめたもの。河合塾が予想する合否の可能性が50%に分かれるラインをボーダーラインとし、2024年1月現在のボーダーライン予想は、前年度の入試結果と今年度の「共通テストリサーチ」「全統模試」の志望動向を参考にして設定している。

 

学部系列別にみると

 【文・人文学系】は東日本が東京(文科三類)86%、筑波(人間-教育)(人間-心理)81%、筑波(人文・文化-比較文化)79%、お茶の水女子(文教育-人間社会科学)と都留文科(文-国文)78%。西日本では京都(文-人文)84%、京都(教育-教育科学文系)82%、京都(教育-教育科学理系)81%など。

 

 【社会・国際学系】は、東日本では一橋(社会-社会)86%、西日本では神戸市外国語(外国語-国際関係)77%が最難関。そのほか、横浜市立(国際教養-国際教養B方式)82%、筑波(社会・国際-国際総合)81%、筑波(社会・国際-社会)と横浜国立(都市科学-都市社会共生)80%など。

 

 【法・政治学系】は、東日本が東京(文科一類)86%、一橋(法-法律)82%、筑波(社会・国際-社会)80%、東京都立(法-法)78%。西日本は、京都(法)83%、大阪(法-法)(法-国際公共政策)79%、金沢(文系一括)と名古屋(法-法律・政治)、神戸(法-法律)76%など。
 

 

【経済・経営・商学系】は、東日本が東京(文科二類)86%、一橋(商)82%、一橋(経済-経済)と横浜市立(国際商-国際商B方式)81%、筑波(社会・国際-社会)と横浜国立(経営-経営DSEP)80%。西日本は、京都(経済-経済経営理系)85%、京都(経済-経済経営文系)84%、大阪(経済-経済・経営)80%など。

 

 【教育(教員養成課程)】は、東日本は東京学芸(教育-中等-数学)、西日本は金沢(文系-一括)が共に76%で最難関。教育(総合科学課程)では、東日本は東京学芸(教育-教育-カウンセリング)(教育-教育-多文化共生教育)71%、西日本は広島(教育-科学-数理系)75%が最難関となっている。

 

 

 

 

 【理学系】は東日本が東京(理科一類)88%、東京(理科二類)87%、東京工業(情報理工)81%、東北(理-物理系)(理-化学系)と東京工業(理)80%。西日本は京都(理-理)84%、大阪(理-数学)(理-物理)(理-化学)(理-生物-生物科学)(理-生物-生命理学)78%など。

 

 【工学系】は、東日本が東京(理科一類)88%、東京(理科二類)87%、筑波(情報-情報メディア創成)と東京工業(情報理工)81%、筑波(情報-情報科学)と東京工業(工)、横浜国立(都市科学-建築)(都市科学-都市基盤)80%。西日本は京都(工-情報)84%、京都(工-地球工)(工-建築)(工-物理工)(工-電気電子工)83%、京都(工-理工化学)と大阪(基礎工-情報科学)82%、名古屋(情報-コンピュータ科学)と九州(芸術工-芸術-音響設計)82%など。

 

 【農学系】は、東日本が東京(理科一類)88%、東京(理科二類)87%、北海道(獣医-共同獣医学)86%、東京農工(農-共同獣医)80%。西日本は京都(農-食品生物科学)83%、京都(農-資源生物科学)(農-応用生命科学)(農-地域環境工)(農-食料・環境経済)(農-森林科学)82%となっている。

 

 

 国公立大学の2次試験(個別試験)の出願受付期間は、1月22日から2月2日まで。前期日程は2月25日から、中期日程は3月8日以降、後期日程は3月12日以降に試験が行われる。