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動詞の横に主語を書いて読み進めた(古文) 四日市高校2年Kさん

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生徒の声


🍃 今日の学び 🍃

古文読解、主語が何かを見つけることが難しかった。
主語は、名前の後、句読点がついたり「て、で」がつくと なりやすいと分かった。
また、主語をA、Bなど文字で置き換えながら動詞を探して、誰がした動作か、A、Bをふっていきながら読むと内容を理解しやすいと知れた。
今回、助動詞がまだ覚えられていないと気がつけた。最初は文法書を見て、確認しながら問題を解いていこうと思う。
古文単語は全く覚えていないので、少しずつ覚えていこうと思った。
諦めずに取り組んでいきたいです。

💫 先生からのコメント

主語を見つけるのが難しいのは省略されるからです。
そこで、動詞は省略されることがないから、動詞から主語を類推することになります、
「この動詞は誰がした動作か、を考えながら読む」わけです。

で、主語が”A太郎”と考えて読んでいって、あれ?変だな〜、と思ったら、
勇気を出して、もう1人の登場人物、”B太郎”を主語に代えて読んでいくんです、
勇気を出してというのは、”A太郎”か”B太郎”か、いつも地雷を想定して前に、前に、進む感じだからです。

読解に方程式はなく、主語をAからBへ変化させながら文脈を追っていく、
このような学習法は「発展的学習」や「問題解決学習」と呼ばれます。
特に文脈を追いながら解法を徐々に導き出すアプローチには「探求学習」ともいわれます。

このアプローチの特徴は、答えをひたすら覚えるのではなく、問題を解決する過程を重視し、
解法や考え方を柔軟に変化させながら理解を深めていく点です。

問題の背景や文脈に注目し、試行錯誤を繰り返しながら答えにたどり着くというは、
めちゃくちゃめんどくさいですよね。

慣れないと、えいっ!!とカンで決めたくなります。あるいは答えだけ覚えたくなります。
そういう子が90%と多いだけに、この探求アプローチが使えると強いんです。

古文公式や古典単語といった単なる知識の暗記に頼らず、我慢して”うんうん考えながら”文脈を読み解く、
こういった深い学習ができるため、これからの大学入試、創造的な問題解決の場で驚異的な威力を発揮します。

古典に限りません、数学の絶対値や、英語の精読なんかも同じで、
中学と高校の学習法の本質的な違いはここ、高校でダントツに大きく差がつくのはここです。

あと大事なのが、助詞に注目しましょう!
「て、」「で、」の前後の主語は、ほぼ同じです。
「を・に・が・ど・ば」を見つけたら、主語が変わるかもしれないと注意しましょう。
古文単語を覚えながら、古文の読解も諦めずに頑張っていきましょう!

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