南山大学の合格発表
この瞬間は塾長にも一橋大学の発表で同じ思いがあります、
立ち並ぶ合格者の受験番号を見て
「あった〜!」
でも、そんなのウソだ!夢だ!夢に決まってる。
夢なら早くさめてくれ!
見て、見て、何度も見て、妄想じゃないか 頭が混乱してるだけじゃないか?
さっきより心臓がドキドキしてきた。
努力が報われた。
これまでの苦労が一気に合格のドアをこじ開けた。うれしい
力が抜け、安堵感が広がり、涙がこぼれた。
家族や友達に、すぐに喜びを伝えたくなった。
「ありがとう」
応援してくれた人たちへの感謝、
そして、これから始まる新しい生活を想像する、胸が躍る。
大事な人の笑顔、この瞬間だけは、自分が人生の主役になった。
外国語学部、スペイン・ラテンアメリカ学科、合格おめでとう!
小論文はハイレベルだった、
過去問を見ると、1000字程度で論述する、といった高度な内容だ。
たとえば、下の①②からテーマを1つ選ぶ、
①、バルセロナが「ガウディ建築の街」と呼ばれる理由、
②、近年減少傾向にあるとはいえ、ラテンアメリカは今なおカトリック信者が極めて多い理由
準備なしに、いきなり1000字は不可能だった。
一般的な小論文は、課題文を読んで、要約したり、自分の意見として端的に論述する、
それに対して、南山のは、これから大学で学ぶことをどれだけ予習しているか、を問う。
合格のための入試対策ではなく、南山で何を学びたいのか?どこまで本気なのか?
受験生の内面をえぐる内容だった。