初めてのひとりバス、塾へ行く
どんな間違い(失敗)でもマイナスではないです
ね。次の自信にもつながるのですね
「教室は文化会館前ね!」と教え、
大丈夫だと思っていたら
乗り過ごし、
文化会館前→堀木→図書館前 で降りたそうです。
バスから降りた颯太からの電話、
「乗り過ごしたけど、図書館も、白楊も見えてるし大丈夫!
でも塾の時間、大丈夫かな?」
と心配していたので、
大丈夫だよと伝えると安心していました。
家に帰ると、「3回もハプニングがあってさ〜!」と言う颯太
1 .バスに乗るとき、前方の降り口から乗ろうとしてしまった
2 .四日市でみんなが降り、ここが終点かと思い運転手さんに終点か聞いた
3. 2つも乗り過ごしてしまった
そう言いながらも、なぜか嬉しそうです、
「今日いっぱい間違えたから、
明日は間違えずに降りれる!」
なるほど、いっぱい間違えたから
次は間違えずにできる
やはり、どんな間違い(失敗)でも、
マイナスではないですね。
次の自信にもつながるのですね。
合計4時間の学習も「普通だったよ!」と
好調なスタートのようです。
数日前に、
「春休みの学習は、塾で4時間がいい?
それとも、塾で2時間、夜に私と2時間、どっちがいい?」と
颯太に選ばせたら塾で4時間を選びました。
(どちらにしても4時間なのに文句は言いませんでした
😊言わせませんでした😁)
自分で選んだことなので、
春休み最後まで頑張ってほしいです。
ご指導どうぞよろしくお願いいたします。
朝に学校の宿題、塾の宿題、ビリビリ伝説
これだけを自分でやれば、
後は私はごちゃごちゃ言わない
そういう約束なので、ごちゃごちゃ言わず
見守ります。
先生のコメント
こういうのって、いい経験です、
勉強する意味が
実感できるからだと思います。
・・・
間違いに気がついた時は、
ハラハラ、ドキドキだったと思います。
バス中から見える景色は、
判断に必要だったわけですから、
いつもの昆虫や、草花でなく
赤い屋根だったり、大きな看板でなければなりません。
視点が大きく変わる。
いつもなら時間と共に流れ、消える記憶なのに、
刻一刻と変化する事態を
帰宅した時にきちんと
お母さんに説明する、
そのために言葉を選び、
要約し、付けたさなければなりません。
文章力がつく。
いつもなら、近鉄の駅も、道順も、同じだから
昨日と同じことを繰り返すだけです。
でも、今回は、時間経過とともに
なんでも自分で決断し
自分で行動に移さないといけません。
怖いです、
このままだったら、塾に遅れる、
今、降りるか、降りないか、
決めないといけない、
何もしない方が正しいことだってあるはず・・、
そう思うと、一瞬、一瞬が
時間とリスクの決断に迫られる、
3秒以内に決断する訓練です、
悪いのは自分で決断しないこと、
決断とは自由です。
結局、自宅から教室まで
何分かかったの?
それを考えると、
速さの問題、
算数の応用です!
今回の事件を、
「もう、何やってんの!」と言って、
叱ったりせず、
暖かく見守ってくださる、
お母さまも素敵です。
彼のこの後の学習は、
鉛筆をはしらせる指の力が200%、
自分を発揮する学習も200%になると思います。
自分のための勉強が
実感できたからです。
ありがとうございます。