5つの学習法
まず結論:成績が上がる勉強は「弱点が地下室の隠し財宝になる勉強」
どんな勉強でも、まちがいは必ず出ます。
でも、成績が伸びる子は、まちがいをこう使います。
- どこでまちがえたか見つける
- どう直せばいいか決める
- もう一回やって「できた」を作る
つまり、「まちがい → 直し → もう一回、もう一回、もう一回」の流れがある勉強が強いんです。
逆に言うと、どれだけ時間をかけても、
「見て聞いてわかった気がする」だけだと、テストでは点が増えないです。
①【集団授業・予備校】先生が解くのをみんなで聞く・先生の前で“見学”する
①【例えば】=「料理番組をおおぜいで見る」
料理番組って、プロが手際よく作っていて、見ていると
「なるほど!できそう!」って思いますよね。
でも実際に自分で台所に立つと、
- 火加減がわからない
- 塩の量がちがう
- 焦げる
- 手順が飛ぶ
が起きます。
つまり、見て分かった気になるけれど、
自分の手でやっていないから、本番で止まる。
集団授業・予備校はこれに近いです。
集団授業・予備校の特徴
- 先生が教室の前で一人で解く(先生が主役)
- 生徒は黒板を写す
- 生徒は「なるほど〜」と聞く時間が長い
集団授業・予備校のいいところ
- 先生の説明は上手いことが多い
- まとめて「解き方・考え方」が知れる
- 友達と楽しくお話ができて楽しい
集団授業・予備校の弱いところ・点数アップにつながりにくいところ
- 自分の手で解く時間が少ない
- 生徒が多くて、先生は誰がどこでつまずいたか見えない、つまずきの対策ができない
- 生徒側も、聞いていると「分かった気」になる
- その場で直しとくり返しができない
具体例(算数)
たとえば「割合」の問題。
先生がスラスラ解いて「式はこうです」と言う。
子どもは「うん、わかった!」と言う。
でも次の日、同じような問題を出すと——
- どっちが「もと」なのか分からない
- 式を写しただけで、なぜその式になるのか意味が入っていない
- テストで数字が変わると止まる
- 判断拒否、判断停止がいちばん怖い
“見た”だけだと、手が動かないことが起きやすいんです。
②【マンツーマン・個別指導】先生が解く、2〜3人で聞く・隣で見学する
②【例えば】=「料理を横で見てもらいながら作る(でも“作り直し”はしない)」
マンツーマン・個別指導は、料理で言うと、先生が近くにいて
「切り方が違うよ」「順番こうだよ」と言ってくれる感じです。
だから、弱点は見つかりやすいです。
でも、ここで大事なのは、
- その場で直して終わり
- 次の日、同じ料理をもう一回作る、くり返しがない
だと、また同じ失敗をします。
つまり、気づきはあるけど、反復がないから定着しない。
個別指導はここが分かれ道です。
マンツーマン・個別指導の特徴
- 先生1人に、生徒2〜3人
- 予備校より距離が近い
- 質問しやすい
マンツーマン・個別指導のいいところ
- 先生が「ここ弱いね」と気づきやすい
- 子どもも「自分のミス」を言葉にしやすい
- 勉強のスタートとしては安心感がある
マンツーマン・個別指導の弱いところ・伸びに差が出るところ
– 実は、ここが分かれ道です。
個別指導でも“教わる時間が長い”と、
- 子どもは聞いて理解したつもり
- でも 自分でたくさん解いていない
- 直し→くり返しが家任せになりがち
- 結果、同じミスが次の週も残る
から
具体例(英語)
「三単現のs」を先生が説明してくれる。
子どもも「分かった」と言う。
でも、宿題で
- He play soccer.(×)
- She like cats.(×)
がまた出る。
これは、ルールを聞いただけで、口と手にしみていない状態です。
マンツーマン・個別指導でも、
「説明 → その場で10問 → 間違いだけもう一回 → 次回また確認」
のように反復までセットが仕組みとしてないので
、効果が薄い。
③【YouTubeやアプリ】映像で登場する先生が解くのを見る・1人で見学
③【例えば】=「自転車の乗り方を動画で何本も見る」
自転車の動画って、すごく分かりやすいです。
サドルの高さ、足の置き方、バランスのコツ。
見た直後は「いける!」って思えます。
でも、実際にまたがると、
- ふらつく
- こわい
- 体が思うように動かない
となります。
「個室で映画を鑑賞して解決した気になる」=“見た気分の安心”
泣ける映画を個室で見て、気持ちはスッキリ。
でも、明日から生活が変わるかは別問題。
勉強も同じで、分かった気がする安心は得られても、
点数が変わる行動(解く・直す・繰り返す)がないと結果は変わりません。
動画は便利だけど、あなたのふらつきを見てくれない。
だから、見た=できるになりにくい。
YouTubeやアプリはこのイメージです。
YouTubeやアプリの特徴
- いつでも見られる
- いろんな問題を解く動画がある
- 便利で、テンポが良い
YouTubeやアプリのいいところ
- 分からない単元を「最初だけ」理解するのに便利
- 苦手の入口を広げる(例:分数の計算、連立方程式の考え方)
- うまく使えば強い“道具”になる
YouTubeやアプリの弱いところ・ハマりやすい落とし穴
- 映像の先生は、あなたのノートを見ることはできない
だから、あなたの
- どこで間違えたか
- どのクセでミスするか
- どの問題なら解けるか
が分からない
- 子どもは「わかった気」になる
- そして多くの場合、見て終わるだけで直しと反復がない
具体例(理科)
「電流」の動画を見る。
“なるほど、そういうことか”と思う。
でもテストで、
- 直列と並列の計算
- グラフの読み取り
- 単位の変換
が出ると間違える。
動画は理解の入口にはなるけれど、
点数にするには「問題を解く時間」が足りないことが多いです。
④【図書室・スタバの自習】先生ゼロで、1人で解く(独学)
④【例えば】=「プールで一人で泳ぎ続ける」
プールで泳ぐのは、まさに“自分でやる練習”です。
だから強い。実力がつく可能性は十分あります。
でも、先生がいないと、たとえば
- フォームが崩れている
- 呼吸のタイミングが変
- 自己流のくせがつく
- 啓発されることがない
- 理想モデルがいない
ことに気づきにくいです。
「スポーツのフォーム」=“直しがないとクセが残る”
投げ方・走り方・泳ぎ方。
自己流で続けると、クセが固まります。
勉強のミスも同じで、直しがない反復は、ミスを固めることがあります。
そして一番の落とし穴は、
「がんばって泳いでるのに、速くならない」状態。
自習は、量は増えるけど、直し方が合っていないと伸びません。
図書室・スタバ自習の特徴
- 自分で解く
- 自分のペース
- 先生がいない
図書室・スタバ自習のいいところ
- 自分で解くので、力はつきやすい
- 集中できれば強い
- 大人になっても役立つ勉強の形
図書室・スタバ自習の弱いところ・ここが一番もったいない
- 先生がいないので、間違いの直し方が分からないことがある
- 「答えを見て、ふーん」で終わりやすい
- 同じミスを気づかないままくり返す
- 反復があっても、“正しく直す反復”になりにくい
具体例(算数)
文章題でいつも式がズレる子がいます。
自習だと、
- 答えだけ見て「合わないな…」
- 解説を読んでもピンと来ない
- なんとなく次へ行く
これだと、弱点が残ったまま量だけ増える状態になります。
頑張っているのに点が伸びないとき、ここが起きます。
⑤【TheJuku】小ステップに新編成した問題を1人で解く・直しと反復がシステム化
⑤【例えば】=「ゲームでステージを上げていく・小さく進む+失敗は即やり直しす」
ゲームって、いきなりラスボスに行きません。もちろん、聞いたり見たりでは上手くなりません。
まずは
- できるステージで勝つ
- ミスったらすぐリトライ
- 苦手な動きは同じ場面で何回も練習
- できたら次へ
という流れですよね。
TheJukuはまさにこれで、
小さく進む(スモールステップ)
ミスはすぐ見える(その場で採点)
直して、できるまで繰り返す(反復学習)
が最初から仕組みになっている。
だから、「分かった気」ではなく「クリアした」が積み上がる。
やればやっただけ積み上がるから、結果としてテストでも強いです。
TheJukuの特徴
- 先生が前で解きません(教えない)
- 生徒が1人で解きます(手を動かす)
- しかも「スモールステップ」=小さな段差で無理なく進める
- そして一番のちがいがこれ:
フィードバック
(すぐ採点→その場で直し→問題再編成)が
ミスゼロ、スピードマックスになるまでくり返し
この流れが最初から仕組み化されている
⑤生徒が解く問題を毎朝、準備している
TheJukuは、ただ「自分で解く」だけではありません。
生徒が解く問題を毎朝、準備していることが、強みです。
- 前日の答案・学習内容から判断して
- 一問一問組み替えて、
- 速攻フィードバックされた問題編成に強み
つまり、同じプリントを全員に配るのではなく、
「昨日のまちがい」に合わせて、今日の問題が変わるんです。
これがなぜ強いのか
子どもの勉強で一番もったいないのは、次の2つです。
- できる問題ばかりやって安心する(時間は使うのに伸びない)
- 難しすぎる問題にぶつかって止まる(やる気が折れる)
TheJukuは、毎朝の問題準備で、ここを避けます。
ちょうどいい難しさの問題が来るので、
「解ける → まちがう → 直す → できる」
が毎日回ります。
日常のたとえ
「ゲームの次のステージが、自分の弱点に合わせて出てくる」感じ
ゲームって、同じところで負けたら、
次はそこで勝てるように練習しますよね。
- ジャンプが苦手ならジャンプの練習が増える
- タイミングが苦手ならタイミング練習が増える
- できたら次に進む
TheJukuの毎朝の問題準備は、これと同じです。
昨日のミスを見て、今日の“練習ステージ”を作り直しているイメージです。
TheJukuの具体例〜実際にどう変わる?
例1:英語(中学でも小5でもイメージできる形)
昨日の答案で、
- 三単現のsを落とした
- 単語のつづりミスが多い
- 長文で設問の読み違いがある
こう分かれば、今日の問題は
- 三単現だけを集めた短い10問
- つづりミスの単語だけ再テスト
- 設問の読み方練習(短文で)
に組み替えられます。
だから、「何をやればいい?」で迷いません。
必要なところだけ、必要なだけが毎日届きます。
例2:算数(計算ミスが多い子)
昨日の答案で
- 途中式を飛ばしてミス
- 繰り上がりで落とす
- 分数の約分でミス
が見えたら、今日の問題は
- “途中式を必ず書く”練習問題
- 繰り上がりだけを集めた問題
- 約分だけを集めた問題
に変わります。
つまり、弱点にピンポイントで当てるから、直りが早いです。
TheJukuのいいところ・なぜ点が上がりやすいの?
- 自分で解くから、テストと同じ力が育つ
- まちがいが出た瞬間に「弱点が見える」
- 直し方が決まっているから、迷わない
- できるまで繰り返すから、穴が塞がる
- 小さな問題で成功体験を積み上げるので、折れにくい
具体例(英語:単語)
単語を覚えたい子が、
ただ眺めるだけだとすぐ忘れます。
TheJuku型だと、たとえば
- 10個だけ覚える(小さく)
- 問題を解く(まちがいが出る)
- すぐ採点、間違いを見つける(弱点が見える)
- すぐ直す、間違いに気づく(100点になるまで)
- 次回、もう一回(スピードが出るまで)
こうすると、
「覚えたつもり」ではなく「できた」になります。
具体例(数学:計算ミス)
計算ミスが多い子に、
- どの段でミスる?(符号?繰り上がり?分数?)
- ミスの種類は?(写し間違い?暗算?式の順番?)
- 次はどう直す?(途中式を1行増やす、チェック印を入れる)
と、ミスを“言語化して直す”ので、
同じミスが減っていきます。
5つの学習法の「効果のちがい」を一言でまとめると
- 予備校:分かりやすいけど、自分の弱点に当たりにくい
- 個別指導:弱点は見えやすいが、直しと反復がセットでないと伸びにくい
- YouTube・アプリ:便利だが、見て終わるになりやすい
- スタバ自習:解く力はつくが、直しの精度が低いと伸びない
- TheJuku:解く+直す+繰り返すが仕組みで、弱点が消える方向に進む
お母さまが見分けやすい「伸びる勉強のサイン」チェック
お子さまの勉強が、点につながっているかは、次の質問で見えます。
- 今日、何問“自分で”解いた?
- 今日の間違いは、どれ?(見せられる?)
- その間違いを、どう直した?
- 直した問題を、もう一回やった?
- 明日、どれをやり直す?が決まってる?
この5つに「うん」と言えるほど、
勉強は“点になる方向”に進みます。

