足がしびれるのはなぜ?

足のしびれの原因は、血のめぐりがさまたげられることにある。血管の中にはしびれの元となるものがあり、普段はおとなしくしているが、血管がつぶれて血のめぐりが悪くなるとこれが血管の外に出てくる。そして、神経に働きかけてしびれが起きる。血のめぐりが少し悪くなったくらいなら、体の働きでしびれの元はこわされるが、血がほとんど流れないと、血の届かなくなった部分が酸性になり、しびれの元をこわす働きがなくなってしまう。普段正座をしない人や太った人がしびれやすいのも、足の血管をつぶしてしまうからである。しびれずに正座するには、座り慣れるしかない。