この中学では「いじめ」が日常化してるって?

よる、お母さまと立ち話をしました。

学校で、「死ね」とか、「なんだ!お前の弁当、しょぼいな」なんて言われて、傷つかないはずがありません。

後ろからチョークを投げられて、うつ病、入院、12月に退職した30代の先生がいたそうです。まだお子様は幼稚園だったそうです。

学校ではそれが日常だと聞いて、いたたまれない気持ちでいっぱいになりました。

私も「いじめ」の経験があるからです。

もうすぐ夏休みという、京都のかた田舎の小学校5年生でした。

おおきなお屋敷のまわりに幅3メートル、深さ1メートルくらいのコンクリート水溝があって
もうずっと水が流れていないのでカラカラの溝なのですが、
そこに全長1メートルくらいの『にしき蛇』がゆうゆうとはっていたのです。

見るからに気持ちが悪いので、私は、
とっさに道ばたの石をひろって投げつけました。
つづいて同級生の3人も投げつけました。

最初は一発で仕とめようと慎重に投げましたが、あわてたので外れました。
おおいそぎで、次の石を投げます。

投げても投げてもなかなか命中しないので、
これでもかこれでもか、というふうに力いっぱい投げました。

石ころ一つでは当たらなかったので、
こんどは握りこぶしいっぱいの石を投げました。

命中した蛇はおおきく跳ね上がりました。

頭から血を流して、うねうねと体をよじらせていました。
水溝をよじ登って避難しようとしていました。

今でも覚えているのですが、
よく見ると、血を流している眼が、わたしをうらめしそうに見ていました。

『はっ』としました。
全身が凍りました。

我に返りました。

気がついたら、動かなくなった蛇のまわりには、
100個近くの石が散らばっていました。

二度と蛇の目は見れませんでした。
帰路、くちでは3人と戦勝を誇り合いながらも、
心の中では、どこか、蛇の目に涙を見た気がしました。

今でも、悲しい『眼』を思い浮かべます。

陰湿な「いじめ」など、このTheJukuでは考えられない、
ですが、自分の悪魔の経験を思い出したのです。

いじめの心理は同じです。

なんとかならないものか?そう思いました。

【いじめられる子供の気持ちを考える】

いじめが深刻な心の傷つきになるのは、
自分にとって一番身近な信頼関係で結ばれるはずの人から攻撃を受けたり、
自尊心を支えてくれるべき人から、守りを得られない状況に陥ったときです。

いじめられた子供の不信感は“自分”に向かいます。
自分が悪い、自分がまちがっている、
自分のこと、その気持ち、その考え、何もかもが、一番信頼できなくなるのです。

それは人生最悪最低、つらいことです。
けれども、人間は自分を信頼することなくして生きていくことはできません。

ではどうするか。
この子の不安や怒りを共有する「重要な他者」の存在が是が非とも必要になります。

で、この「重要な他者」は、この子に何をすればいいのでしょうか?
アドバイスで「いじめ」なんか、跳ね返すぐらいの勇気を持ってもらいたいところですが、
そう簡単ではありません。

下が参考になります。

いじめ自殺には、苦しみをわかってほしいという切実な思いと、
こうした方法でしか分かってもらえないという無力感、
そして、このような自分を責める罪悪感があります。

なかなか言いにくいこれらの内言をいかに引きだせるかにかかっています。

【いじめる子供を考える】

人間は様々な情動、不安や怒り、攻撃性を持っています。
こればっかりは、湧き水のようにつぎつぎとあふれてきます。
ですが、抑えられると反対に衝動的な行動に出ます。

生後間もない赤ん坊
この時期は、それが、なぜかも分からず、泣くしかすべがありませんが、それが「重要な他者」に共有され、その他者が器となって、

子供の不快な状態を受け取り、怒りをしずめて返す、
このことによって、子供はその状態が「空腹なのだ」と理解します。

つまり、「お腹がすく」という言葉になります。

初語「まんま」が、「食べ物」であり、「母」であるところから、
生死に関わる困難を共有されたところに言葉が生まれ、
自己と他者への基本的信頼感ができていくのです。

ところが、なにかの事情によって、この信頼感、
つまり「言葉」がないまま育てられたとき、

その子の生死に関わる不安は、怒りとなり、
その怒りゆえの罪悪感が、さらに不安を増大させ、

この不安や怒りを、「重要な他者」にたいして、
安心して出すことができない状態が続くと、

家では良い子だが、学校では乱暴する、ということになります。
担任の前では良い子だが、かげでは乱暴する、ということになります。

そして、小学校高学年から中学生の思春期
この時期は、
親とは異なる自己のあり方が問われる時期です。

世界でたった一人の独自の存在、
であるがゆえの孤独感、を感じ始めます。

そのため同性間の親密な友人関係は、この時期特有で、
友人が「重要な他者」になり、
これまでの不安や怒りを軽減する役割を持ちます。

ですが、この同性間の親密な友人関係を強固にするために、
共通のいじめ対象が生み出されることがあります。

こう見てくると、いじめられる子どもも、いじめる子どもも
みな、「重要な他者」を求めあって生きていることがわかります。

仮りに学校が即座に有効策を打って出なくても、
大事な我が子を学校教育から守るには、
わたしたちが「重要な他者」としての器になれるかどうかにかかっています。

TheJukuでは、読解力をつけていますので、
わたしたちが「重要な他者」としてできることは何か、を考えました。

人間性に関わる倫理、講話、朗読の機会を増やすことです。

「寸劇」が役に立つことを知っています。
ですが、ここではあえて、「読解」の方法をとります。

「読解」によって、あなたの内なる言葉と良心を育てて欲しいと思うし、
「作文」で、あなたの言葉と意識が見えてくるからです。

ステップ1
クラス全員で「いじめ」に関する作品を読む。
(たとえば、プロボクシング世界チャンピオンの内藤選手)
それに対して、全員が感想を書く。

ステップ2
クラス全員で「いじめ1」に関する経験、作文を書く。
作文1に対して、全員が感想を書く。

ステップ3
クラス全員で「いじめ2」に関する経験、作文を書く。
作文2に対して、全員が感想を発表する。

ステップ4
クラス全員で「いじめ3」に関する経験、作文を書く。
作文3に対して、全員で解決策を作る。

実行しながら、これを繰り返す。

ねらいは、教室の「いじめを陰湿からオープンにする
良心としての内言を誘導する、です。

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