人まねでなく、自分らしい勉強をする

わたしは
小学6年生の1月、京都だった。

好きだった副級長の建口法子と
はじめて隣り合わせになった。

p068(20×20)
まぜまぜパンの煮込みうどん

昼食の時間。
この日の献立は、煮込みうどん。
わたしは、パンをちぎって
まぜまぜしていた。

急に級長の後藤が
うしろからやってきて、

「そんな食べ方すんな、
隣の建口さんが気持ち悪いと言っている」

いかにも級長だといわんばかりに、
すわったままの私に、
上目線で忠告してくる。

イヤな気がした。

中学進学を前に、
成績順位が気になりだした頃、

劣等生の私にとって、
唯一自由なはずの食事を
規制してきたからだ。

そんな後藤も後藤だが、
告げ口した建口もイヤになった。

直接言ってくれればいいのに
そう思った。

周囲に迷惑をかけた、「ごめんなさい」と
いくらでも言える。

でも、この時は、いくら、建口が好きだからと言って、
2人の軍門に降りたくなかった。
自分らしく生きようと思った。

だから、だまって、忠告に従い
黙々と「まぜまぜパンの煮込みうどん」を食った。
食いながら、これで建口とは距離ができた、とひとり思った。

最近、全国カレーの「CoCo壱番」では
「きらきらトマトのすきやきカレー」を発売。

私は車中から、「CoCo壱番」の「のぼり」を見て、
この時の昼食を思いだした。

建口法子はこの「きらきらトマトのすきやきカレー」料理、
どう思うんだろう?

さすがに「食欲をそそるか?」という点では、
私の「まぜまぜパンの煮込みうどん」なんか
およびもしないけれど。
これこそ、究極のまぜまぜではないか!

私は、いまでも
人と違ったことが好き。
新しいものが好き。
当時から変わらない。

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